【足底筋膜炎(又は足底腱膜炎)】中・高校生のスポーツ選手に多い怪我④

スポーツ障害

原因

足底筋膜炎の原因となるのは、踵の骨から足指の付け根にかけて存在する足底筋の断裂や炎症です。
スポーツ選手(特にマラソンランナー)に多く発症し、ランニングやジャンプ等の繰り返す動作によって損傷します。
また足底筋はアーチ状の構造を持つ足の骨に対して弓のように張られている筋肉で、飛んだり走ったりすることで足が受ける衝撃を吸収する役目を持っています。
一般に過度の練習等でアーチの構造が崩れることによって痛みが発症すると言われています。

 

症状

足底筋膜炎の多くは「踵周辺」及び「土踏まず周辺」の痛みです。
この痛みは、踵を地面に付けた時に強く感じます。特に朝、起床時の一歩目が痛いようです。

治療

足底からふくらはぎにかけてマッサージを施し、筋肉の緊張を取り除きます。
また、練習量等を減らしながらテーピング等で土踏まずの動きを制限し、炎症を抑えます。
その後、痛みのない範囲でストレッチ等の指導を行います。
復帰にあたりましては、弊社インソール等の使用をおすすめし、過度に踵に負担がかからないよう指導しております。

 

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