【オスグット】中高生のスポーツ選手に多い怪我②

スポーツ障害

オスグットシュラッター病

陸上やサッカー等、スポーツをしている成長期の男子に多くみられる脛骨粗面部(膝の下)の痛みです。

 

 

 

症状

成長期における、子どもたちの膝下(脛骨粗面部)は、まだ軟骨部分が多くとても弱い状態です。
様々なスポーツで繰り返しジャンプや屈伸を行う事で、膝下(脛骨粗面部)に負担がかかると、その部分に炎症が起こります。
悪化すると骨や軟骨の一部が浮いたり、剥がれてしまう事もあり、スポーツの現場復帰に長期間を要する事もあります。

 

 

発生原因

スグットによる膝下(脛骨粗面部)の痛みは、膝の曲げ伸ばしを繰り返す事により、大腿四頭筋(太もも)が膝下の膝蓋腱をけん引する事によって発生します。

 

 

当院の治療方法

 

1.物療機器(SSR低周波)を使用して、固くなった大腿四頭筋、足底筋などの緊張を取り除きます。
膝の状態を確認しながらマッサージ及びストレッチ等を指導します。

 

 

 

2.膝の状態が悪い場合には、ドロシップ(ハルシンE)、包帯で圧迫固定した上で安静を保つよう指導します。

 

 

 

3.スポーツの現場復帰に際しては、テーピング及びサポーターの使用をおすすめしています。

 

 

 

まとめ

オスグットシュラッター病の症状は、一度負傷するとなかなか完全には治りにくいスポーツ障害のひとつと言えます。
膝の状態によって対応は異なりますが、当院ではできるだけスポーツを続けながら治していく事を心がけています。
その為、患者さん方には練習前のストレッチ、テーピング及びサポーターの着用、練習後のアイシングなど自分自身でできる事は可能な限り継続して行うようアドバイスしています。

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